2021年 01月 24日
拳骨拓史氏「『親日派』朝鮮人 消された歴史」 |
拳骨拓史氏の「『親日派』朝鮮人 消された歴史」(PHP新書)読了。
良心的とは思いますが、朝鮮研究者の弱点がもろに出てしまった一冊。
朝鮮半島に(怪しいながらも)民主主義国家があり、全体主義勢力との緩衝地帯となっているという、日本のメリットを述べて、切り捨てるオプションを排除した段階で、韓国に無限のタカリを許すことになる。この著作は2019年のものですが、後記の記事にあるように、増長は加速している。
古田先生の悲韓三原則は、透徹した朝鮮人理解の結果でいないでしょうか。
断交と親韓派の中間に真実がある、といった均衡点の考え方は既に破綻していることが示されている。
国家成立以後、韓国は無理な要求ばかり繰り返す。それが、所謂知韓派の成果。それを直視できないか。真面目に研究しようとして見えなくなるものもある。自らの認識自体に価値があるように思ってしまう。
韓国が存在するメリットを言うのであれば、必要なのは、日本人が、彼の国を切り捨てた場合のコストを覚悟すること。そして、逆に、韓国にこそ日本が必要なことを周知、宣伝すべき。
残念ながら、この本では、説得の方向が逆になっている。日本人に対してマウントを取っても無駄。
残念な誠実さ。(自己満足?)
<ご参考>「約束を破り続ける韓国 慰安婦判決」
https://www.sankei.com/world/news/210108/wor2101080016-n1.html
by Real-Kid
| 2021-01-24 14:02
| パッケージソフト雑感